エナジードは、全国の公立・私立中学校で総合的な学習の時間を担当する主任の教員を対象とした、コロナ禍で変化するキャリア教育の実態調査の結果を、3月10日に発表した。同調査は、2月8日~16日の期間に行われ、108校から有効回答を得ている。
調査対象者に、新型コロナウイルス感染症がキャリア教育に与えた影響を尋ねたところ、97.2%の学校が「新型コロナウイルス感染症の流行はキャリア教育の授業に影響を及ぼした」と回答した。その内、82.7%は「悪い影響」であると考えており、大きな要因は「学校と学外の関わり方の変化」だった。
また、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて、キャリア教育の授業内容を「すでに変更した・変更内容が決定済み」と回答したのは62.0%で「変更予定だが内容は未定・変更するか検討中」と回答したのは28.7%だった。
さらに、すでに変更した学校の多くは現在も工夫を重ねて職場体験・職業講話・職業調べを実施しており、合計で79.1%に達した。
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