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関西学院大学、世界標準モデルの入試システム「TAO」の導入によりDX化を推進

 サマデイは、関西学院大学がサマデイグループであるアドミッションオフィスの提供する世界標準モデルの入試システム「TAO(The Admissions Office)」を採用することを、2月22日に発表した。初年度では、外国人留学生入試を行っている国際学部と大学院の各研究科での利用となる。

 「TAO」は、日本語・英語に対応し学生が1つのフォームで複数の大学に出願できるグローバル対応の入試システム。どのような募集書類もすべてデジタル化が可能で、どの国の志願者にとっても出願しやすい仕組みであるとともに、大学が世界中の志願者を募集し、業務を行う上でも効果的・効率的なものになっている。

 今回の、関西学院大学における「TAO」の導入は、同学の将来構想である「Kwansei Grand Challenge 2039」の中で掲げている「ポストコロナのパラダイムシフトに対応すべく、教育・研究や学生・学修支援等、業務・サービスなどのデジタル化を強力に推進して、DXを経営上の最重要戦略と位置づける」取り組みの一環として行われる。

 これまで、関西学院大学には外国人留学生入試や大学院入試に適したシステムは存在しておらず、既存のWeb出願システムをカスタマイズするか、1からスクラッチ開発するしかなかった。しかし、この方法では多額の開発費がかかったり、柔軟性や拡張性が低くなったりするといった課題があった。

 「TAO」を導入することで、「フォーム作成機能」によって大学の管理者が自ら出願フォームを設定でき、どのような変化に対しても時間・コストをかけることなく柔軟に対応できるほか、出願者に対するメッセージ機能やデータダウンロード機能なども充実しており、入試業務のDXを効果的に進められる。

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https://edtechzine.jp/article/detail/7157 2022/03/01 14:40

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