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中学受験を経験した家庭、76%が小学4年生までに中学受験を意識【Z会調査】

 Z会は、中学受験を経験した同社の通信教育中学生向けコースを受講している生徒の保護者を対象に実施した、「お子さまの中学受験に関する調査」の結果を2月2日に発表した。同調査は、12月17日~18日の期間に行われ、500名から有効回答を得ている。

 調査対象者に、中学受験の目的を尋ねたところ、「質の高い教育を受けさせたかったから」(77.2%)がもっとも多く、「私立(国立・公立)の教育方針や校風が気に入ったから」(47.0%)、「同じレベルの生徒が集まるから」(46.4%)が上位を占めたほか、「子どもが受験したいと言ったから」(40.4%)という回答もみられた。

 自身の子どもの中学受験を検討した時期を尋ねた質問では、小学4年生までという回答が76.4%を占めている。また、小学3年生までに検討を始めていたという回答は48.4%に達しており、より低学年の頃から中学受験を意識し始めていたことがわかる。

 中学受験を検討したタイミングが適切と感じたかを尋ねたところ、小学3年生までに検討を始めた人は「適切だった」という回答が多く、小学4年生以降では「遅かった」という回答が多くなる。子どもの中学受験対策について、こうしておけばよかったと感じたことを、自由に答えてもらった質問では、「もっと早く準備しておけばよかった」「もっと早い時期から、学習習慣をつけさせたかった」といった回答が多くみられた。

 子どもの中学受験対策に費やした、1日の勉強時間(学習塾を含む)としては、学年が上がるにつれて学習時間が増え、小学6年生の夏以降の平日では3時間、休日では5時間以上学習しているという回答が半数超に達している。また、多くの保護者が中学受験を意識し始めた小学3年生時の学習時間は、大半が平日・休日ともに1~2時間程度だった。

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https://edtechzine.jp/article/detail/7034 2022/02/05 07:00

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