イードアは、北海道・東京・愛知・大阪・福岡かつ政令指定都市もしくは特別区に在住で、小学生・中学生の子どもが学習塾に通っている保護者を対象に実施した、「塾における動画配信」に関する調査の結果を1月4日に発表した。同調査は、12月2日～3日の期間に行われ、107名から有効回答を得ている。
調査対象者に、子どもが通っている塾でオリジナルの動画配信（録画授業など）を行っているかを尋ねたところ、「行っている」が56.1％、「行っていない」が32.7％だった。
子どもが通っている塾でオリジナルの動画配信を「行っている」と答えた人に、動画配信によって子どもの学習定着率が向上したと実感しているかを尋ねた質問では、「非常に実感している」が21.7％、「やや実感している」が43.3％となっている。
動画配信によって子どもの学習定着率が向上したと、「非常に実感している」「やや実感している」と答えた人に、その理由や具体的なエピソードを自由に答えてもらったところ、「さまざまなトピックを自分ですすんで学習している」「学校での宿題に自ら打ち込むようになった」といった回答が寄せられた。
子どもが通っている塾で、オリジナルの動画配信を「行っていない」と答えた人に、塾での動画配信によって子どもの学習定着率が向上すると思うかを尋ねた質問では、「やや思う」が22.9％となっている。
同じく、子どもが通っている塾で、オリジナルの動画配信を「行っていない」と答えた人のうち、塾での動画配信で子どもの学習定着率が向上すると「非常に思う」「やや思う」と答えた人に、その理由を尋ねたところ（複数回答）、「欠席時での授業を受けられるから」（50.0％）、「苦手・理解ができなかった箇所のみ復習でき効率が良いから」（50.0％）、「隙間時間でも復習できるから」（37.5％）といった回答になった。
同じく、子どもが通っている塾で、オリジナルの動画配信を「行っていない」と答えた人のうち、塾での動画配信で子どもの学習定着率が向上すると「非常に思う」「やや思う」と答えた人に、その他の理由を自由に答えてもらったところ、「子どもの学習したいという意欲に叶う」「いろいろな使い方ができていい」といった回答が寄せられている。
子どもが通っている塾で、オリジナルの動画配信を「行っていない」と答えた人のうち、塾での動画配信で子どもの学習定着率が向上すると「あまり思わない」「まったく思わない」と答えた人に、その理由を自由に答えてもらった質問では、「家では集中しない」「子ども本人にやる気がない」といった回答が寄せられた。
子どもが通っている塾で、オリジナルの動画配信を「行っていない」と答えた人のうち、塾での動画配信で子どもの学習定着率が向上すると「非常に思う」「やや思う」と答えた人に、子どもが通っている塾で復習用に毎回の授業の様子が録画されて配信が行われる場合、現在の月謝に加えて、1科目あたりいくらまでの費用（月額）を払ってもよいと思うかを尋ねたところ、「500円未満」が25.0％、「500円～1000円未満」が37.5％となっている。
改めて塾を新規で検討・選択する場合に、塾オリジナルの動画配信があることが入塾を後押しする判断材料になるかを尋ねた質問では、「非常になる」が20.7％、「ややなる」が36.4％だった。
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