Nisai Japanは、同社が運営する「Nisai British International Online School」が、子どもを持つ30～59歳の保護者を対象に実施した、「海外留学」に関するアンケート調査の結果を10月28日に発表した。同調査は、10月15日～16日の期間に行われ、441名から有効回答を得ている。
調査対象者に、子どもを海外留学をさせたいと思うかを尋ねたところ、「今はわからない」が37.9％、「はい（今ではなくてもいつかはさせたい）」が30.8％、「いいえ」が30.4％だった。
子どもの海外留学について「検討している」と答えた人に、海外留学をさせたいと考える理由を尋ねた質問（複数回答）では、「英語力を強化したいから」（58.1％）がもっとも多く、「インターナショナルな教育を受けさせたいから」（39.0％）、「子供の将来の進路を日本に限定しないため」（33.8％）がそれに続いている。
同じく、子どもの海外留学を「検討している」人に、海外留学に求める成果を尋ねたところ（複数回答）、「海外で通用する思考力やコミュニケーション力の養成」（69.1％）が最多で、以下「英語力の向上」（48.5％）、「グローバルな友人との交流」（38.2％）が続いた。
子どもの海外留学を「検討している」人に、短期の海外留学（夏休み・冬休み）をさせる場合に、かけてもよい費用を尋ねた質問では、「11万～30万円」（29.4％）、「31万～50万円」（25％）、「51万～100万円」（20.6％）が上位を占めている。
子どもの海外留学を「検討している」人に、海外留学で不安な点を尋ねたところ（複数回答）、「現地での生活」（54.4％）がもっとも多く、「コロナウィルス感染症」（40.4％）、「留学費用」（38.2％）、「現地でのサポート」（30.1％）がそれに続いた。
子どもの海外留学を「検討している」人に、子どもの留学について、海外渡航ではなく、オンライン留学を選択してもよいと思うかを尋ねた質問では、「はい」が41.2％、「いいえ」が35.3％、「どちらとも言えない」が23.5％となっている。
子どもの海外留学について「オンライン留学でもよい」と答えた人に、その理由を尋ねたところ（複数回答）、「価格が海外渡航の留学より安いから」（46.4％）、「コロナや環境面で海外渡航は心配だから」（44.6％）、「場所を気にせず手軽に受講できるから」（41.1％）という順となった。
同じく、子どもの海外留学について「オンライン留学でもよい」と答えた人に、オンライン留学に対して不安に感じる点を尋ねた質問（複数回答）では、「海外の友達ができるのか心配」（55.4％）、「英語力がつくのか心配」（46.4％）、「英語に触れる時間が少ないのが心配」（44.6％）が上位を占めている。
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