レノボ・ジャパンとWaffleは、女子の権利やエンパワーメントを促進する「国際ガールズ・デー」を記念し、日本のIT・テクノロジー分野におけるジェンダーギャップ是正の一歩として、IT・テクノロジー分野でのキャリア形成について出張授業を実施することを、10月11日に発表した。日本全国の女子中学生・高校生を対象に、無料の出張授業を希望する学校を募集する。
成長分野であるIT・テクノロジー分野では男女比率の差が著しく、今後社会の要となる同分野でのダイバーシティの遅れは、女性やマイノリティにとっても最適であるべきはずの製品やサービスが生まれにくくなるリスクをもたらすと言われている。また、日本では理工系学部における男女比率にも差があり、女子生徒の中にも「理系は男性が得意なもの」「女性は文系」といったアンコンシャス・バイアスが根強く残っている。
そこで両者は、IT・テクノロジー分野におけるジェンダーギャップが引き起こすリスクについての理解と、同分野で活躍する女性ロールモデルの紹介を通じて、女子生徒の同分野への興味関心の醸成を目指す。
出張授業を行う学校の募集要項は以下の通り。申し込みは専用フォームで受け付けている。
授業題目
IT・テクノロジー分野におけるジェンダーギャップと同分野への進学・就職後のキャリア形成について。
対象
全国の女子中学生・高校生(共学・女子校ともに応募可能)。学校単位、もしくは学年単位での申し込みが必要。
授業形式
対面授業もしくはオンライン(首都圏以外の学校の場合、オンラインで実施)。
講師
一般社団法人Waffleおよびレノボ・ジャパン合同会社の女性社員(エンジニア職・営業職)。
講演料
無料。
実施期間
2022年1月~2022年6月までの平日(2022年6月以降に実施を希望の場合、レノボ単独での授業となる)。応募数が授業実施可能上限数に達し次第、予告なく募集を終了することがある。また、応募多数の場合は抽選となる。
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