日本マイクロソフトは、校務効率化に関する教育関係者向けオンラインセミナー「『校務や授業でICT活用に悩む先生』のための、先駆者から学ぶトライ&ラーニングセミナー #1」を、9月24日に開催する。参加費は無料。
GIGAスクール構想により学校でのICT利活用が急務となる中、前例のない状況への対応について学校現場からは多くの悩みの声が上がっている。本セミナーでは、さまざまな取り組みを行う現場の教員が、それらの悩みに対する解決策を複数回にわたり共有する。
第1回のテーマは「校務での活用」。沖縄県立高校2校の教員が、ICTで校務を効率化させ、働き方や職場環境を改善した事例を紹介する。
開催日時は9月24日の17時~18時10分。対象は、小中高等学校の教職員や、ICT支援員、GIGAサポーター、その他教育に関する事業に従事している人。参加費は無料だが、事前申し込みが必要。
講演内容
沖縄県立中部商業高等学校 小那覇 親教諭
Microsoft 365に含まれるさまざまなツールを駆使し、学びを止めない学校を継続した秘訣を、実際の事例から紹介。月間50時間以上の業務削減を実現した、欠席・遅刻の連絡処理の自動化や、Teamsを使った学校行事のライブ配信、職員会議のあり方の見直しについて解説する。
沖縄県立コザ高等学校 與那嶺 創教諭
休校時にも迅速に対応するため、Microsoft 365に含まれるSwayを使用し、紙文書作成や配布作業の効率化から始めた校務ICT化について解説が行われる。学校のWebページや配布資料、クラスの掲示物、緊急連絡、保護者への連絡、合格発表にもSwayを活用した事例を紹介する。
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