LINEは、同社が運営するスマートフォン専用リサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」が、全国の高校生を対象に実施した、勉強が好きな人・嫌いな人の割合や、好きな教科・苦手な教科などに関する調査の結果を、9月7日に発表した。同調査は、8月3日に行われ1043名から有効回答を得ている。
調査対象者に、学校の授業だけでなく塾や自身でする勉強なども含め、勉強が好きかどうかを尋ねたところ、「好き」が8%、「どちらかといえば好き」が26%と、合わせて34%が勉強好きであることがわかった。
代表的な教科/科目のうち、好きな教科/科目を尋ねた質問では、「数学」「体育」「音楽」が上位を占めている。男女別では、女子の1位は「音楽」、男子の1位は「数学」で、「数学」「化学」といった理系科目や、社会情報・情報科学・プログラミングなどの「情報」では女子よりも男子の方が、「音楽」「美術」「家庭科」といった科目では男子よりも女子の方が上位となった。
代表的な教科/科目のうち、苦手な教科/科目を尋ねたところ、「数学」「英語」が上位を占めている。男女別では、女子の方が苦手な教科/科目を選ぶ割合が高いが、「国語」は男子の方が苦手という回答がやや多い。また、「化学」「物理」といった理系科目は、男子よりも女子の方が苦手意識を持っている人が多かった。
代表的な教科/科目のうち、「将来役立ちそう」と思う教科/科目は、「英語」が1位となり、「情報」「政治・経済」がそれに続いている。また、女子では「家庭科」が3位に、男子では「数学」が4位にランクインした。
長期休み中の宿題や課題をやるタイミングを尋ねた質問では、「休み中の思いついたときだけやる」という回答がもっとも多く、女子で4割弱、男子で3割強に達している。「休みの終わりが近づいてからやりはじめる」がそれに続いた。男女別では、「毎日コツコツ少しずつ進めていく」は女子よりも男子、「休みに入って早めにやりはじめる」は男子よりも女子の方が多い。
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