ベネッセコーポレーションは、全国の小学6年生と中学1年生を対象に実施した、「コロナ禍での中学入学に関する意識調査」の結果を、9月1日に発表した。同調査は、小学6年生・中学1年生の子どもがいる約400世帯に対して、8月13日~17日の期間に行われている。
調査結果によれば、小学6年生およびその保護者ともに、7割超が中学入学に対して不安を感じており、とりわけ新型コロナ禍による小学校での学習不足に起因する、中学の授業やテストについていけるかという不安や、マスク生活の中で友だち作りができるか心配する意見が寄せられた。
新型コロナ禍のこの春に入学した中学1年生が感じた「中1ギャップ」としては、「テスト」や「授業」など学習面に関する課題が多い。小学校時代に「もっと学んでおけばよかった」と感じることとしては、「英単語を覚えておくこと」「算数で計算をミスなくできるようにしておくこと」「小学校範囲の漢字を覚えておくこと」と、基礎・基本に関する項目が上位を占めている。
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