セガは、アクションパズルゲーム「ぷよぷよ」のソースコードを活用した学習教材「ぷよぷよプログラミング」を使った特別授業を、8月19日に青山学院横浜英和中学高等学校(神奈川県横浜市)で実施した。
今回実施された特別授業は、中学1・2年生81名が対象で、「ぷよぷよプログラミング」によるオリジナルの教育プログラム(75分)をセガが企画・運営している。講師には、「ぷよぷよ」シリーズのジャパン・e スポーツ・プロライセンスを持ち、「全国都道府県対抗eスポーツ選手権 2021 MIE ぷよぷよ部門 一般の部」神奈川県代表であるぴぽにあ選手を招いた。
授業では、まずシステムエンジニアの経験があるぴぽにあ選手による、ソースコードの入力でプログラムが動く仕組みなど、プログラミングの基礎的なレクチャーが行われた。
レクチャー後、生徒は「ぷよぷよ」のソースコードを書き写す作業(写経)を通じて、「ぷよ」の落下や左右移動、回転させるためのコーディングや「ぷよ」の背景の色や落下スピードなどパラメータを書換えることでゲームバランスの調整を体験、自ら作成した「ぷよぷよ」を楽しんだ。
その後は、ぴぽにあ選手による「eスポーツ」プロ選手の仕事紹介として、大会出場や各種イベント参加など、自身の活動やプロ選手の1日のスケジュールなどを説明したほか、生徒との質疑応答も行われた。
参加した生徒からは、「プログラミングは未知の世界だったが、今回の授業を通してゲームを作る側の気持ちも少し知ることができ、楽しかった。『ぷよぷよ』では遊んだことがあったので、親近感を持って学ぶことができた」「今までやったことのあるプログラミングとはちょっと違って興味を持ちました。自分でつくったプログラムが動く時はとてもうれしかった」といった感想が寄せられている。
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