学情は、2023年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に実施した、「インターンシップでの仕事体験」に関する調査結果を8月17日に発表した。同調査は、学情が運営するダイレクトリクルーティングサイト「あさがくナビ2023」来訪者に対して、8月2日~10日の期間に行われ、330名から有効回答を得ている。
調査対象者に、具体的に仕事体験(実務体験)ができるインターンシップがあれば参加したいかを尋ねたところ、「参加したい」という回答が91.2%に達した。「参加したい」と答えた学生からは、「ミスマッチをなくすために、仕事理解を深めたい」「セミナーなどで話を聞くだけでなく、実際に体験したほうがより理解できると思う」「仕事を体験することで、適性や今後伸ばしていくべきポイントを知りたい」といった意見が寄せられている。
仕事体験(実務体験)ができるインターンシップに参加する際に、希望する参加日数を尋ねた質問では、「2日~3日」(52.2%)がもっとも多く、理由としては「1日では仕事や会社の雰囲気を理解することが難しいと思う」「1週間以上などになると、他の企業のインターンシップに参加することが難しくなってしまう」「部活動などのスケジュールを考えると、数日間で参加できるインターンシップが参加しやすい」といった回答が寄せられた。
インターンシップにおいて、仕事体験と会社の雰囲気を知ることのどちらをより期待するかを尋ねたところ、「仕事を体験したい」(48.1%)と、「会社の雰囲気を知りたい」(51.9%)は、ほぼ同じ割合となっている。
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