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中高生の6割以上が日本や世界の将来について悲観的【ソニー生命保険調査】

 ソニー生命保険は、全国の中学生・高校生に対して実施した「中高生が思い描く将来についての意識調査」の結果を、8月4日に公開した。同調査は、6月9日~17日の期間に行われ、中学生200名、高校生800名から有効回答を得ている。

 調査対象者に、自身の将来(1年後、3年後、10年後)について、明るい見通しをもっているか、不安を抱いているかを尋ねたところ、中学生では「明るい」(「明るい」と「どちらかといえば明るい」の合計)は、1年後が62.5%、3年後が56.5%、10年後が54.5%、「不安」(「不安」と「どちらかといえば不安」の合計)は1年後が37.5%、3年後が43.5%、10年後が45.5%だった。

 高校生では「明るい」は1年後が52.9%、3年後が51.4%、10年後が51.6%、「不安」は1年後が47.1%、3年後が48.6%、10年後が48.4%となっている。

 10年後の日本や世界について、明るい見通しをもっているか、不安を抱いているかを尋ねた質問では、中学生では「不安」が10年後の日本で62.0%、10年後の世界で62.5%、高校生では「不安」が10年後の日本で68.9%、10年後の世界で65.0%だった。

 いまの大人に対する対照的な2つのイメージを提示して、抱いている印象がそれぞれどちらに近いかを尋ねたところ、中学生では、「大変そう」と「楽(ラク)そう」では「大変そう」が81.5%、「疲れている」と「元気」では「疲れている」が83.0%、「楽しくなさそう」と「楽しそう」では「楽しくなさそう」が58.5%、「甘い」と「厳しい」では「厳しい」が64.5%、「暗い」と「明るい」では「暗い」が53.0%、「尊敬できない」と「尊敬できる」では「尊敬できる」が52.0%で多数派となっている。2019年の調査結果との比較では、「元気」が9.0ポイント増、「尊敬できる」が5.0ポイント増だった。

 高校生では、「大変そう」と「楽そう」では「大変そう」が88.9%、「疲れている」と「元気」では「疲れている」が90.4%、「楽しくなさそう」と「楽しそう」では「楽しくなさそう」が70.9%、「甘い」と「厳しい」では「厳しい」が64.9%、「暗い」と「明るい」では「暗い」が67.5%、「尊敬できない」と「尊敬できる」では「尊敬できない」が52.6%で多数派となっている。2019年の調査結果との比較では、「厳しい」が5.0ポイント増、「暗い」が5.7ポイント増だった。

 幸せについて2つの例を提示し、自身の考えがそれぞれどちらに近いかを尋ねた質問では、「安定した仕事に就いている」と「好きなことを仕事にしている」のどちらが幸せだと思うかについては、中学生・高校生ともに「好きなことを仕事にしている」が、「出世しているけれど、仕事のストレスは多い」と「出世していないけれど、仕事のストレスは少ない」では、中学生・高校生ともに「出世していないけれど、仕事のストレスは少ない」が、「給料は高いけれど、残業時間が長い会社で働いている」と「給料は低いけれど、残業時間が短い会社で働いている」では、中学生・高校生ともに「給料は高いけれど、残業時間が長い会社で働いている」が多数派となっている。

 「結婚しているけれど、自由な時間やお金は少ない」と「結婚していないけれど、自由な時間やお金が多い」のどちらが幸せだと思うかを尋ねたところ、中学生・高校生ともに「結婚していないけれど、自由な時間やお金が多い」が、「子どもがいるけれど、自由な時間やお金は少ない」と「子どもはいないけれど、自由な時間やお金が多い」では、中学生は「子どもはいないけれど、自由な時間やお金が多い」、高校生は「子どもがいるけれど、自由な時間やお金は少ない」が、それぞれ多数派となった。

 将来の夢については、中学生では「好きなことを仕事にする」(39.0%)がもっとも多く、「敵な相手と恋愛・結婚する」(36.5%)、「趣味を充実させて生きる」(35.5%)、「お金持ちになる」(35.0%)、「安定した毎日を送る」(33.5%)が続いている。男女別では、男子は「お金持ちになる」(32.0%)、「素敵な相手と恋愛・結婚する」(26.0%)、「趣味を充実させて生きる」「あたたかい家庭を築く」(いずれも23.0%)が上位を占める一方、女性は「好きなことを仕事にする」(57.0%)、「趣味を充実させて生きる」(48.0%)、「素敵な相手と恋愛・結婚する」(47.0%)が上位となった。

 高校生では、「好きなことを仕事にする」(45.3%)が最多で、「素敵な相手と恋愛・結婚する」(43.1%)、「安定した毎日を送る」(42.9%)、「趣味を充実させて生きる」(38.4%)、「あたたかい家庭を築く」(37.0%)がそれに続いている。男女別では、男子は「好きなことを仕事にする」(34.8%)、「安定した毎日を送る」「お金持ちになる」(どちらも32.3%)、女子は「好きなことを仕事にする」(55.8%)、「素敵な相手と恋愛・結婚する」(54.5%)、「安定した毎日を送る」(53.5%)が上位となった。

 将来なりたい職業を尋ねたところ、男子中学生では「YouTuberなどの動画投稿者」(23.0%)、「プロeスポーツプレイヤー」(17.0%)、「社長などの会社経営者・起業家」(15.0%)、「ITエンジニア・プログラマー」(13.0%)、「ゲーム実況者」(12.0%)が上位となっている。女子中学生では「歌手・俳優・声優などの芸能人」(17.0%)、「YouTuberなどの動画投稿者」(16.0%)、「絵を描く職業(漫画家・イラストレーター・アニメーター)」「美容師」(どちらも14.0%)、「ボカロP(音声合成ソフト楽曲のクリエイター)」「デザイナー(ファッション・インテリアなど)」(どちらも11.0%)が上位だった。

 2019年に行われた調査との比較では、男子中学生では「ゲーム実況者」が新たにTOP5入りしており、女子中学生では「YouTuberなどの動画投稿者」が7位から2位にランクアップし、「ボカロP(音声合成ソフト楽曲のクリエイター)」が新たにTOP5入りしている。

 男子高校生の将来なりたい職業は、「YouTuberなどの動画投稿者」(15.3%)、「社長などの会社経営者・起業家」(13.5%)、「ITエンジニア・プログラマー」(13.3%)、「公務員」(12.0%)、「教師・教員」(9.5%)が、女子高校生では「公務員」「看護師」(どちらも11.5%)、「教師・教員」「歌手・俳優・声優などの芸能人」(どちらも10.3%)、「保育士・幼稚園教諭」(9.8%)が上位となった。

 2019年に行われた調査との比較では、男子高校生では「YouTuberなどの動画投稿者」が3位から1位に、「公務員」が6位から4位に、「教師・教員」が8位から5位にランクアップしている。女子高校生では、「教師・教員」が6位から3位に、「保育士・幼稚園教諭」が6位から5位にランクアップした。

 調査対象者のうち、30歳時点の目標年収のイメージをもっている人(608名)に、30歳時点の目標年収を尋ねた質問では、「500万円」(16.4%)、「600万円」(12.8%)、「1000万円」(12.0%)といった回答が多く、平均は中学生で905万円、高校生で685万円となっている。中高生の親世代の年齢を想定して、45歳時点の目標年収を尋ねたところ、目標年収のイメージをもっている人(543名)では「500万円」(11.8%)、「600万円」(12.2%)、「1000万円」(12.3%)、「3000万円以上」(10.1%)といった回答が多く、平均は中学生が1175万円、高校生が953万円だった。

 30歳時点の目標貯蓄額のイメージをもっている人(578名)に、30歳時点の目標貯蓄額を尋ねた質問では、「1000万円」(16.8%)が最多で、平均は中学生が1024万円、高校生が855万円となっている。また、45歳時点の目標貯蓄額のイメージをもっている人(534名)に、45歳時点の目標貯蓄額を尋ねたところ、「1000万円」(14.4%)や「3000万円以上」(17.8%)といった回答が多く、平均は中学生が1352万円、高校生が1274万円だった。

 いま、すぐにほしいものを尋ねたところ、「お金」が他を大きく引き離して1位となり、以下「パソコン」「時間」「学力・頭脳」「スマートフォン」が続いている。中学生では「お金」が1位で「パソコン」が2位、高校生では「お金」が1位で「時間」が2位となっている。また、いま、頑張っていることとしては、「勉強」「部活動」「スポーツ」が上位を占めた。

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