アフターコロナのインターンシップ、約7割の理系学生が直接訪問を希望【ドリームキャリア調査】

　ドリームキャリアは、2022年3月卒業予定の理系学部・学科に所属する学生を対象に実施した、就職活動プロセス／内定獲得状況に関するアンケート調査の結果を、7月14日に発表した。同調査は、ドリームキャリアが運営・発行する理系学生向けの就職・インターンシップ情報誌／Webサイト「理系ナビ」会員に対して6月に行われ、203名から回答を得ている。

　調査結果によれば、オンライン就活で学生がもっともメリットを感じているのは「移動時間やコストの削減」（94.9％）で、「日程調整をしやすい」（79.6％）、「多くの企業セミナーに参加できる」（55.1％）がそれに続く。一方、デメリットは「会社の雰囲気や社員の人柄がわかりにくい」（73.5％）が最多だった。

　アフターコロナでインターンシップに臨む場合は、69.4％の学生が直接訪問を希望しているが、企業説明会や一次・二次面接についてはオンラインを希望する学生の方が多い。

　今年度のインターンシップ参加率は、前年比4.9ポイント増の91.8％に達しており、本選考のエントリーシート提出社数の平均は13.7社と、新型コロナ禍以前の水準に戻っている。

　内定承諾を決めたポイントとしては、21卒で9位に順位を落としていた「社風／社員の魅力」が、2位まで順位を戻した。