アメリカにおけるコンピュータサイエンス教育――Code.orgによるHour of Codeの取り組みを踏まえて(後編)
グロプロ~世界におけるプログラミング教育と、その可能性~ 第3回
本記事では、アメリカのComputer Science Education Week(コンピュータサイエンス教育週間)と、Hour of Code(アワーオブコード)と呼ばれる、「この週間のうち、せめて1時間はコンピュータサイエンスについて学校や課外活動で学んでみよう」という推進活動を行うCode.org(コードドットオルグ)について取り上げています。前編では、アメリカにおけるコンピュータサイエンス教育の背景をひもといてきました。後編の本稿では、Code.orgの具体的な活動について、筆者が実際に活動や開発に携わった経験を交えてお伝えします。
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鵜飼 佑(ウカイ ユウ)
慶應義塾大学環境情報学部卒業後、東京大学大学院修士課程修了。水中ロボットを用いた水泳教育支援システムの研究開発を行い、2011年には情報処理推進機構より未踏のスーパークリエータに認定される。その後マイクロソフトのオフィスやマインクラフトエデュケーション開発チームにてプログラムマネージャを務め、Off...
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