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グロプロ~世界におけるプログラミング教育と、その可能性~

中学2年生にしてiPhoneアプリを5本リリース、毎日1アイデアを考える未踏ジュニアスーパークリエータ

グロプロ~世界におけるプログラミング教育と、その可能性~ 第4回


 この連載の以前の記事では、私が住んでいたイングランドやアメリカにおいて、どんな形で公教育においてプログラミングが推進されているのかをお伝えしてきました。日本でも、2020年からプログラミング教育が小学校段階において算数や理科を中心とした他教科の学びを深め、プログラミング的思考を育むことを目的として必修になりました。中学の技術・家庭科においてもプログラミングに関する内容が倍増し、高校においては現在パブリックコメントを受け付けている段階ではありますが、情報Iにおいてプログラミングが内容の一部として盛り込まれています。小学校から高校までを通して、プログラミングを学ぶ仕組みがようやく整うことになります。

 一方で近年、特に大都市圏を中心に公教育以外の部分でもプログラミング教育が盛り上がっています。プログラミングを小中高生に教えるプログラミングスクールや、彼らを対象としたプログラミングコンテストの増加、CoderDojo(コーダー・ドージョー)を中心としたプログラミング教育を支えるコミュニティの拡大はその最たるものです。今後プログラミングが小学校から必修化されるにつれ、これら公教育以外でのプログラミング教育も、一層盛んになることが予想されます。

未踏ジュニアとは

 経済産業省所轄のIPA(情報処理推進機構)が行っている未踏IT人材発掘育成事業(以下未踏事業)の卒業生による組織である一般社団法人未踏においても、独創的なアイデアを持つ小中高校生年代のプログラマ、クリエータを支援する「未踏ジュニア」という取り組みを2年前から行っています。これは、まさに17歳以下向けのミニ未踏といえるもので、応募して採択されると以下のようなさまざまな支援を受けることができます。

  1. メンタリングの提供
    担当のプロジェクトマネージャ(PM)をはじめ、未踏卒業生らを中心とする各界で活躍するエンジニア・専門家の指導が受けられます。
  2. 開発資金の援助
    各グループ50万円を上限として、開発資金の援助を行います。
  3. 開発場所の援助
    必要に応じて、開発場所および工作機材の援助を行います。

 また、採択期間中に特に顕著な成果を残したクリエータを未踏ジュニアスーパークリエータとして認定しており、翌年度以降にIPA未踏事業へ応募する際、条件付きで一次選考が免除される権利を得ることもできます。

 2018年度の未踏ジュニアも、つい先日から募集が始まり5月11日に締め切られることになりました。3月27日には、東京国際教育祭の一部として2017年度未踏ジュニアスーパークリエータの授賞式も行われます。そこで今回は、未踏ジュニアスーパークリエータに認定されたうちの一人の中学生クリエータと、それを担当したPM(プロジェクトマネージャ: 採択したプロジェクトに対して、様々な様々な形でサポートをする役割を担う)へのインタビューをお届けします。。

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アプリやサービスのアイデアを1日1個考えるのが親との約束

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この記事の著者

鵜飼 佑(ウカイ ユウ)

慶應義塾大学環境情報学部卒業後、東京大学大学院修士課程修了。水中ロボットを用いた水泳教育支援システムの研究開発を行い、2011年には情報処理推進機構より未踏のスーパークリエータに認定される。その後マイクロソフトのオフィスやマインクラフトエデュケーション開発チームにてプログラムマネージャを務め、Off...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です


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