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2022年卒学生、約6割は選考参加社数が10社以下であることが明らかに【学情調査】

 学情は、2022年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に実施した、「選考参加」に関する調査の結果を6月28日に発表した。同調査は、学情が運営するダイレクトリクルーティングサイト「あさがくナビ2022」来訪者に対して6月4日~18日の期間に行われ、981名から有効回答を得ている。

 調査結果によれば、プレエントリー社数は「21~30社」(19.9%)がもっとも多く、半数以上の学生は「21社以上」の企業にプレエントリーしていることがわかった。

 「内々定」を獲得している学生は、「21社以上」プレエントリーを実施している割合が62.9%に達している一方、「内々定」を獲得していない学生では「21社以上」プレエントリーを実施している割合は41.1%に留まっている。

 現在までの選考参加社数については、約6割の学生が「10社以下」と回答しており、選考参加社数は「5社以下」が36.1%、「10社以下」が58.1%で、選考に参加する企業を絞りこむ傾向が顕著に現れた。

 「内々定」を獲得している学生は、「10社以下」が46.7%だったのに対して、「内々定」を獲得していない学生は「10社以下」が71.3%に達している。

 「内々定」を獲得した企業のうち、特に入社を希望する企業について、「広報解禁」より前に出会っている学生が約6割に達しており、特に入社を希望する企業と、「3年生の2020年4月~2021年2月まで」に出会ったと回答した学生が49.5%、「1・2年生」と回答した学生も6.9%に達した。なお、「広報解禁以降(3年生の3月以降)」という回答は、43.6%となっている。

 「内々定」を獲得した企業のうち、特に入社を希望する企業について、「4回以上」接点を持ったという回答は57.7%で、もっとも多かったのは「4・5回」(40.2%)だった。また「6~9回」(13.9%)、「10回以上」(3.9%)との回答もあり、半数以上の学生が志望度の高い企業と複数回接点を持っていることが明らかになっている。

 志望度の高い企業と「4回以上」接点を持った学生からは、「面接で具体的に志望理由を話せるように、より詳しく企業のことを知りたいと思った」「入社後にギャップがないように、オンラインでのOB・OG訪問を積極的に行った」といった声が寄せられた。

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https://edtechzine.jp/article/detail/5909 2021/06/28 16:25

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