いじめ・ハラスメント防止相談ツール「マモレポ」を提供するマモルは、全国の自治体で初めてGIGAスクール構想に基づく学習用端末を活用し、大阪府吹田市がいじめ防止相談ツール「マモレポ」を導入したことを発表した。
マモレポは、いじめの予防や対策をしながら、学校生活で発生するいじめの悩みを相談、報告出来るサービス。
今回の導入は、吹田市内54の小・中学校の児童・生徒に1人1台配備した学習用端末を活用することにより、これまでの学校生活アンケート等に加え、児童・生徒の声を受けとめる機会を増やすもの。児童・生徒が直接学校や市教育委員会にいじめ相談・報告ができ、いじめ等の早期発見、早期対応につなげる取り組みとなる。自治体として国が進める「GIGAスクール構想」を活用しての導入は初めて。
マモレポでは、学校や教育委員会において、ヘルプサインを受信した場合に、相談内容に応じて対応を検討し、状況を確認しながら、児童・生徒とのやり取り、見守りなどを行う。またマモレポ内のメッセージ機能を使用し、相談・報告のあった児童・生徒とのやり取りも可能。相談だけでなく、いじめに関する読み物も掲載している。
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