スタディプラスは、全国の高等学校の教科主任を対象に実施した、「1人1台端末」整備状況やデジタル教材の導入状況に関するアンケート調査の結果を、6月1日に発表した。同調査は、4月23日~5月7日の期間に行われ、2048人から有効回答を得ている。
調査対象者に、「1人1台端末」の整備状況を尋ねたところ、「高校1~3年生の全学年が1人1台配布済み」という回答は2割弱に留まった。
また、公立高校では約7割が「1人1台配布していない」と答えている一方で、私立では「1人1台配布していない」という回答は36%と、公立と私立では「1人1台端末」の整備状況に大きな差がみられる。
「1人1台端末」の配布にあたって、誰が費用を負担するかを尋ねた質問では、公立高校では「設置自治体負担」が64%、「保護者負担」が約3割となり、費用負担者は都道府県それぞれの方針によって異なる。なお、私立では、ほぼすべて保護者負担だった。
「1人1台端末」の機種は、公立高校ではChromebookやSurfaceが多く、私立ではiPadが多くを占めている。
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