一般社団法人国際エデュテイメント協会は、この度、国内初の教育現場で活用できるGoogleフォームの共有プラットフォーム[中学校英語]の提供を開始した。
「Googleフォーム」は、Googleが提供するアンケートや小テストを実施できるアプリケーションで、現在多くの学校で利用されている。特にコロナ禍による休校期間中には、Googleフォームを活用した学習が多くの学校で実施されたが、1から作成するにはやや時間がかかることが課題だった。
国際エデュテイメント協会は、教育現場でGoogleフォームを効率よく導入するためには、すでにあるGoogleフォームを活用することが解決策だと考え、今回「フォーム・シェア・プロジェクト(FSP)」を開始した。
「フォーム・シェア・プロジェクト(FSP)[中学校英語]」は、既存のGoogleフォームをユーザー(教員)から提供していただき、アーカイブ化することで、日本全国の先生方が自由にフォームを利活用できるプラットフォーム。ユーザーは、全国の先生方から提供されたフォームを文法別に検索し、利用したいものがあれば「コピーを作成」し、自由に編集して授業で活用することが可能。
また、フォームの閲覧、回答、自動採点に関しては、ユーザー登録なしで誰でも行えるので、生徒が「フォーム・シェア・プロジェクト(FSP)」に直接アクセスし、主体的に学習を行うこともできる。
現在は「中学校英語」に特化したベータ版としてサービスを提供しているが、21年3月末までに授業で使えるGoogleフォームを1000枚集めるプロジェクトを実施。21年4月には正式版としてサービスをリリースする予定。また、今後は、中学校英語だけではなく、小学校、中学校、高等学校の全ての教科に展開することを目指している。
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