立教大学経営学部の中原淳研究室は、新型コロナウイルス感染症拡大により2020年3月に実施された小・中・高等学校の全国一斉休校についての研究成果をまとめた書籍『学校が「とまった」日:ウィズ・コロナの学びを支える人々の挑戦』(東洋館出版社)の出版記念シンポジウムを、3月7日にオンラインで開催する。参加費は無料。
新型コロナウイルス感染症が広がり始めた2020年3月、中原研究室では「学びを支えるプロジェクト」を発足させ、早くからその実態を調査した。渦中の生徒や保護者、教員、NPO法人など、当事者の証言とデータ分析による実態を継続して把握し、2021年2月にその研究成果を書籍にまとめた。本シンポジウムはその出版を記念して企画されたもの。
シンポジウムでは、子どもや保護者、教員、支援者といったさまざまな当事者の証言とデータ分析の結果をてがかりに「そのとき」を振り返りつつ、ゲストに内田良氏(名古屋大学)、柏木智子氏(立命館大学)を迎え、予測不可能な状況が続くなかで「学びを支えるために、私たちに何ができるのか」そのヒントを探る。
開催日時は3月7日の14時~16時で、Zoomのウェビナー形式で実施される。参加費は無料。対象は、教育関係者、中高生、保護者、関心のある人。なお、『学校が「とまった」日』の書籍購入は参加要件ではない。
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア