インタースペースは、同社が運営する「ママスタまなび」で、第一子を妊娠中、または未就学児~中学生の母親を対象に実施した「子どもの教育費と児童手当」に関する実態調査の結果を、12月21日に発表した。
同調査は、11月16日~30日の期間に行われ、1399名から有効回答を得ている。
調査対象者に、教育費に関して不安があるかを尋ねたところ、「非常に不安を感じる」(34.0%)、「やや不安を感じる」(51.9%)を合わせた、85.9%の母親が、子どもの教育費に関して不安を感じていることがわかった。
教育費について「非常に不安を感じる」「やや不安を感じる」と答えた人に、その理由を尋ねた質問(複数回答)では、「教育費がいくら必要になるかわからないから」がもっとも多く、「収入が維持できるかがわからないから」も約半数に達している。
教育費を貯める方法としては、「学資保険に入る」「児童手当を貯金」「子どもへのお祝い金やお年玉を貯金」が半数を超えた。
教育費を貯め始めた時期は、子どもが0歳の頃が61.6%で最多となった。「妊娠前から」(7.7%)、「妊娠中」(12.1%)という回答も、合わせて約2割に達している。
教育費の貯め方に関して、どのように調べているかを尋ねたところ、「インターネットで調べる」がもっとも多く、「専門家(ファイナンシャルプランナーなど)に相談」がそれに続いた。また、「興味はあるがどのように調べたらいいかわからない」「調べたことがない」といった回答もみられる。
教育費を貯めていると回答した母親に、毎月の教育費としての貯金額を尋ねた質問では、1万1円~1万5000円が最多となった。また、教育費として毎月貯めておきたい理想の金額は、1万5001円~2万円という回答から増えており、2万5001円~3万円という回答は14.3%に達した。
児童手当の使い道としては、「子ども名義の口座に貯金」(55.1%)が最多で、「子どもの学費や習い事の費用にあてる」(26.2%)がそれに続いた。そのほか、「子どもの雑費の支出にあてる」「ローン返済費なども含む生活費にあてる」「家族のための蓄えとして貯金」といった回答もみられる。
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