フィンランドなどヨーロッパ各国が注目する「アントレプレナーシップ教育」、その実態とは?
教育ICT先進国フィンランドの教育動向~現場からの声 第5回
本連載では、フィンランドの中部、オウル大学大学院でフィンランドのアントレプレナーシップ教育を研究する筆者が、教育ICT先進国とされるフィンランドの教育動向を現地の生の声をもとにレポートします。今回は「アントレプレナーシップ教育」について。フィンランドの学習指導要領に明記され、総合学校(小中学校)で育むべきとされている7つの能力「Transversal Competences」にも含まれています。日本では「アントレプレナーシップ教育」=「起業家的な、ビジネスを立ち上げる能力を育む教育」として高校生向けのプログラムなどが出てきていますが、ヨーロッパでの捉え方は少し異なるようです。この考え方と実際の学校での取り組みについて解説します。
この記事は参考になりましたか?
- 教育ICT先進国フィンランドの教育動向~現場からの声連載記事一覧
- この記事の著者
-
田中 潤子(タナカ ジュンコ)
オウル大学大学院教育学部Education and Globalisation在籍、フィンランドのアントレプレナーシップ教育について研究中。たなか家教育研究所主宰。フィンランド教育サロン「教育秘密基地」運営。新卒で求人広告会社に就職。営業、新人育成などを担当したのち、特非)放課後NPOアフタースク...
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
この記事をシェア