アプリ甲子園実行委員会は、全国の中高生を対象にしたスマートフォン向けアプリ開発コンテスト「アプリ甲子園2020」の決勝大会を、11月1日に開催した。
「アプリ甲子園」は、次世代を担う若手クリエーターの発掘と健全な育成支援を目的に、2011年(平成23年)から開催されている中高生向けスマートフォンアプリ開発コンテスト。
全国の中高生が開発したiPhone/Android対応スマートフォン向けアプリ(タブレット端末向けアプリも含む)を広く募集し、企画力と実装力の観点から優秀作品を選出・表彰する。
「アプリ甲子園2020」決勝大会では、<開発部門>二次予選を勝ち抜いたファイナリスト10組が公開プレゼンテーションを行い、審査員が企画力を審査した。さらに、端末上で実際にアプリを操作したり、ソースコードを確認したりしながら実証力を採点している。
優勝および技術賞には、豊島岡女子学園高等学校3年生の島田東子さんによる「Planisphere(プラニスフィア)」が選ばれた。同作品は、星座早見盤を使って星座を観察するパズルゲーム。観察した星座の星たちをビームで貫き、すべての星を貫くと星座が現れクリアとなる。クリアした星座の星はコレクションに加えられ、それぞれの星座についての神話などをコレクション画面から見ることができる。
そのほか、準優勝には小石川中等教育学校 高校2年生の安藤春香さんと大木康平さんが開発した「宿題管理アプリ Skimer」が、第3位には栄光学園高等学校2年生の後藤直人さんが開発したARを用いたオンライン対人型シューティングゲーム「ARWars」が、Cygames賞には東京都立産業技術高等専門学校1年生の武田和樹さんが開発した「編模様(あもーよ) イラスト手編み支援アプリ」が、マイナビ賞には東京学芸大学附属国際中等教育学校2年生の小山愛理さんが開発したプレゼンテーションの練習をサポートする「Prep for」が、それぞれ選ばれている。
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