フィンランドの小中学校の先生たちが注力している、21世紀に必要な力「Transversal Competences」とは?
教育ICT先進国フィンランドの教育動向~現場からの声 第4回
本連載では、フィンランドの中部、オウル大学大学院でフィンランドのアントレプレナーシップ教育を研究する筆者が、教育ICT先進国とされるフィンランドの教育動向を現地の生の声をもとにレポートします。今回は、フィンランドの学習指導要領に明記され、総合学校(小中学校)で育むべきとされている7つの能力「Transversal Competences」について紹介。一見日本の教育の「生きる力」とも似ているこの能力を伸ばすことについて、現場の先生たちはどのように捉え、具体的にどのような実践で授業へと落とし込んでいるのでしょうか。現地の先生のインタビューも交えて、この考え方について解説します。
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田中 潤子(タナカ ジュンコ)
オウル大学大学院教育学部Education and Globalisation在籍、フィンランドのアントレプレナーシップ教育について研究中。たなか家教育研究所主宰。フィンランド教育サロン「教育秘密基地」運営。新卒で求人広告会社に就職。営業、新人育成などを担当したのち、特非)放課後NPOアフタースク...
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