P-TECHは、「Pathways in Technology Early College High Schools」の略称で、2011年にIBMやニューヨーク市立大学などが共同で始めた、専門的なIT人材の育成に焦点を当てた新たな学校教育モデル。Grade 9から14にかけて(日本だと中学3年~大学2年に相当)6年間教育を受け、高校卒業の資格や2年制大学の準学士号を取得することができる。
Tokyo P-TECH事業では、P-TECHと同等の取り組みとして次の内容を実施する。
- 参加企業等による育成すべき人材の能力等に関する検討及び教育活動への協力
- 都立高校及び連携専門学校における一貫した連携教育カリキュラムの実施
- 生徒及び学生の進学の支援に関する取組
- 生徒及び学生の学習環境の整備
本事業は、東京都の『未来の東京』戦略ビジョンにおいて、2030年に向けた20の戦略の一つ『戦略2 子供の「伸びる・育つ」応援戦略』の一環として、「Society 5.0時代の人材育成プロジェクト」に位置づけられている。