イー・ラーニング研究所は、子どもを持つ保護者を対象に実施した「Withコロナ時代における子どもたちの将来に関する調査アンケート」の結果を、10月12日に発表した。
同調査は、20~50代の子どもを持つ男女219名に対して、9月10日~27日の期間に行われている。
調査対象者に、子どもの教育において新型コロナウイルス感染症によって影響が出たものを尋ねたところ(複数回答)、「長期休暇中の学習フォロー」が半数以上でもっとも多かった。
新型コロナウイルス感染症の影響で、子どもの進路を変更したかを尋ねた質問では、92.2%が「いいえ」と答えている。
一方で、新型コロナウイルス感染症が子どもの将来に影響があると感じているかについては、「はい」という回答が76.7%に達した。
子どもの将来を見据えて、何らかの取り組みを行っているかを尋ねたところ、約8割が何らかの取り組みを実施している。具体的な取り組み内容としては「得意なことを見つけて伸ばす」が最多で、「思考力を鍛える」がそれに続いた。
子どもにどのような能力を養わせたいかを尋ねた質問(複数回答)では、「コミュニケーション力」が他を引き離して多かった。
新型コロナウイルス感染症を受けて、子どもに新たな資格を取らせたいかを尋ねたところ、58.0%が資格を取らせたいと答えている。
子どもに取らせたい資格としては(複数回答)、「実用英語技能検定(英検)」と「ジュニア・プログラミング検定」が上位を占めた。
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