イー・ラーニング研究所は、子どもを持つ親を対象に実施した、「コロナ禍の夏休み後に関する調査アンケート」の結果を、9月30日に発表した。
同調査は、子どもを持つ20~50代の男女332名を対象に、8月22日~9月9日の期間に行われている。
調査対象者に、新型コロナウイルス感染症の影響下における夏休みならではの、困ったことがあったかを尋ねたところ、半数超が困ったことがあったと回答した。
困った理由としては(複数回答)、「運動不足」がもっとも多く、以下「外出以外の過ごし方の検討」「子どものストレス発散方法」「学習時間の確保」が続いている。
後期の学習に向けて、家庭で行いたいことを尋ねた質問(複数回答)では、「モチベーション維持の強化」が最多で、「家のWifi整備」「PCやタブレットの購入」「オンライン教材の購入」といったオンライン学習関連の項目がそれぞれ2割程度に達しているのに対して、「紙教材の購入」はもっとも少なかった。
新型コロナウイルス感染症の影響下での夏休みを、どのように過ごしたかを尋ねたところ(複数回答)、「自宅での娯楽」がもっとも多く、「日帰りの外出」がそれに続いている。
後期の学校に関する不安があるかを尋ねた質問では、62.3%が不安を感じており、後期の学校において求めるケアとしては、学習ケアとメンタルケアの両方を求める回答が半数以上に達した。
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