デジタルアーツは8月26日、学校向け情報提供サービス「Dコンテンツ」において、全国の教育委員会が公開している学習用動画を大幅に追加し、同日より順次公開することを発表した。
「Dコンテンツ」は、同社のネットワーク端末向けセキュリティ製品「i-FILTER ブラウザー& クラウド」を利用している教育機関のユーザー向けに提供されているもので、無償で利用することができる。
「i-FILTER ブラウザー& クラウド」のユーザーが実際にアクセスしたURLや設定情報などの統計的なデータをもとに、小・中・高といった学校種や学年ごとに適した学習コンテンツを配布することで、学生の自学自習を支援する。今回、ここに全国の教育委員会が公式チャンネルとして公開している学生向けの学習用動画が1000件以上追加された。
また、管理者向けには、全国の学校で実際に利用されているタブレット端末の設定を閲覧したり、グループに対して設定を一括変更したりする運用支援の機能が提供されている。
「Dコンテンツ」は「i-FILTER ブラウザー& クラウド」のユーザー限定で公開されてきたが、10月1日より「i-FILTER」Ver.10、「i-FILTER@Cloud」のユーザーにも解放される。これにより、YouTubeなどの動画サイトの閲覧を制限している場合でも、「Dコンテンツ」に登録されている学習用動画は、個別に閲覧許可の設定を行うことなく、閲覧できるようになる。
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- 修正履歴
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- 2020/08/27 10:18 サービス名を修正いたしました:「i=FILTER CLOUD」⇒「i-FILTER@Cloud」
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