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EdTechZineオンラインセミナーは、ICTで変わりつつある教育のさまざまな課題や動向にフォーカスし、最新情報をお届けしているWebメディア「EdTechZine(エドテックジン)」が主催する読者向けイベントです。現場の最前線で活躍されているゲストの方をお招きし、日々の教育実践のヒントとなるような内容を、講演とディスカッションを通してお伝えしていきます。

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家庭学習におけるICT活用の可能性(AD)

GIGAスクール構想で変わること、保護者ができることは何か? ICT機器で広がる「学びの可能性」

BenQのアイケアモニター「GW2480T」/「GW2780T」の活用【為田裕行氏インタビュー】

家庭での学びを変えるBenQのアイケアモニター

BenQの教育向けモニター「GW2480T」と「GW2780T」

 為田さんに使っていただいたのは、BenQの教育向けモニターである「GW2480T」「GW2780T」の2台。目の健康に配慮したアイケア機能を多数搭載しており、画面を見続けるオンライン授業や、長時間のリモートワークにも適している。

 2モデルともアイケア機能として、輝度自動調整(B.I.)やフリッカーフリー、ブルーライト軽減機能を搭載し、用途に合わせて、簡単に細かい調整ができる。さらに、色覚に特性がある人向けの「カラーユニバーサルモード」は、学校現場の先生からも高い支持を受けている。

 使用者の身長に合わせて高さ調整も手軽に行えるほか、縦横に画面を変えるピボット機能を搭載しているので、家庭に1台あれば、子どもから大人まで簡単に自分のベストの高さに調整が可能だ。

BenQのアイケア機能搭載モニター「GW2480T」(左)と「GW2780T」(右)
BenQのアイケア機能搭載モニター「GW2480T」(左)と「GW2780T」(右)

――為田さんは、普段24インチのモニターを使っていらっしゃるとのことでしたが、BenQの「GW2480T」「GW2780T」を使ってみて、いかがでしたか。

 「GW2780T」は画面サイズが27インチと、大きくていいですね。先ほど、iPadの「スプリットビュー」について話しましたが、オンライン授業を受けながら、Webで調べものをするなど、1台で複数のことをやりたくなります。ノートパソコンだと、小さい画面ではウインドウが重なってしまいますが、並べて見られる点はとても便利です。

 また、小さい画面では一覧性が低くなってしまうんです。休校期間中にオンライン授業なども行いましたが、全員の画面が見えるほうが、教える側としても進めやすさを実感できますね。

 今回、実際に27インチのモニターを使ってみて、道具によって考え方や作業の仕方が規定されていることを思い知りました。画面が広いと「視界の中に資料と作業内容の両方が入ってスムーズ」など、やってみないとわからない、気付かなかったこともありました。

一度にたくさんの情報を画面上に表示できることも、大きなモニター使用時の強みだ
一度にたくさんの情報を画面上に表示できることも、大きなモニター使用時の強みだ

――道具があるからこそ新しい可能性が広がったり、気付きがあったりするということですね。

 それは、すごく感じますね。道具はやり方次第で使いこなせるのだと思います。

 家庭で使用する場合、例えば子どもがプログラミングをタブレットでやっている際も、モニターに接続すれば、みんなに見てもらうことができます。教室にプロジェクターがあるように、家庭でも外部モニターがあると、保護者の方に見てもらえて子どももうれしいですし、大人も遠くから様子がわかります。未就学児向けのコンテンツからオンライン授業まで、いろいろな使い方が考えられそうです。

 中高生では今後1人1台端末を持つようになり、思考や表現のアウトプットのツールとして使う際、外部モニターに接続することで、目線が上がるのは大きな意味があると思います。子どもは見られるのを嫌がるかもしれませんが、保護者としては何をしているのかわかるのはいいですね。

 保護者目線では、下を向いてタブレットやスマホを使っていると「籠っている」イメージなんです。外部モニターはきちんと目線が上がって姿勢が正されるので、すごくいいですね。

多彩な機能があるからこそ、「使ってみよう」という気付きにつながる

――姿勢もそうですが、子どもの目の健康を考えて、「輝度自動調整(B.I.)」や「フリッカーフリー」「ブルーライト軽減」などの機能もあります。

 実際に設定してみて、「こんな見え方が変わるんだな」とびっくりしました。どのぐらい変わったかはうまく表現できませんが、疲れにくさは確かに感じました。

 モードなどを細かく変えられる点もすごくいいですね。これまでモニターの設定を変更することはあまりなかったのですが、用途別に機能が用意されていると「疲れたからブルーライト軽減モードにしよう」など、きちんと変えようと思いました。

 「高さ調整」もしやすかったです。画面を縦にできる「ピボット機能」もそうですが、簡単に角度や高さを変えられるからこそ、「もっとこういう使い方をしてみようかな」と考えます。子どもの成長に合わせて学習机を変えるように、簡単にモニターの高さを変えられそうです。

140mmの高さ調節機能に加え、角度やピボット、向きも簡単に変更可能。成長期の子どもたちにもフィットした学習環境を用意できる。 140mmの高さ調節機能に加え、角度やピボット、向きも簡単に変更可能。成長期の子どもたちにもフィットした学習環境を用意できる。
140mmの高さ調節機能に加え、角度やピボット、向きも簡単に変更可能。成長期の子どもたちにもフィットした学習環境を用意できる。

 学校で導入されるのは携帯しやすい端末であることが前提なので、子どもたちは使うとき、うつむきがちになってしまうんです。以前訪問した学校では、1人1台タブレットがあるだけでなく、グループごとに外部モニターが用意されていて、グループ活動では自分のタブレットをモニターにつなげて話し合うことが行われていました。プロジェクターより手軽で、大きな画面を使ってみんなで見られるからこそ、グループでの学びも活性化すると思います。

――学校のグループワークのように、家庭でも活躍しそうですね。

 これまで、自宅に外部モニターがあるのは一部の家庭というイメージでしたが、今回の休校やリモートワークで使うケースも増えているのではと思います。

 ニュースを見ながら調べたり、ゲームをしながらそのゲームの情報を集めたりと、学びでも遊びでも、さまざまな使い方が考えられます。個人では一覧性が向上する、複数ならみんなで同時に見ることができますね。

――ありがとうございました。

おわりに

 今回のインタビューでは、ICT機器を活用することで、子どもたちだけでなく、先生や家庭でも「選択肢が増える、可能性が広がる」ということが、重要なキーワードとなった。デジタルが不可欠となった時代において、家庭でもICT機器を備えることで、学びの可能性も広がっていく。さらに、外部モニターを取り入れれば、「画面が大きいと見やすく、考えやすい」「アイケア機能が搭載されているので、用途に合った設定を行えた」といった、学びと健康の両面でのメリットを取り入れることができそうだ。

 BenQの「GW2480T」「GW2780T」は、保護者として気になる子どもの目の健康を考えたアイケア機能を搭載しているだけでなく、スマホやタブレットでのうつむきがちな姿勢を矯正することができる。また、大きな画面に向かうことで一覧性も大きく向上し、結果として学びの質も高めることも期待できそうだ。

 外部モニターは、ただパソコンやタブレットの画面を映すだけの道具として考えず、家庭においては、子どもの学習机のような大切な存在として、機能をきちんと確認し、その使い方を考えて選んでいくといいだろう。

目に優しいアイケアモニター「GW2480T」「GW2780T」

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この記事の著者

相川 いずみ(アイカワ イズミ)

 教育ライター/編集者。パソコン週刊誌の編集を経て、現在はフリーランスとして、教育におけるデジタル活用を中心に、全国の学校を取材・執筆を行っている。渋谷区こどもテーブル「みらい区」を発足しプログラミング体験教室などを開催したほか、シニア向けサポートを行う渋谷区デジタル活用支援員としても活動中。

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森山 咲(編集部)(モリヤマ サキ)

EdTechZine編集長。好きな言葉は「愚公移山」。

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