ジェイックは、2021年卒の学生を対象に実施した「就活に関するアンケート」の中から、就職活動継続中の学生の状況を、7月17日に発表した。
「就活に関するアンケート」は、同社が提供している就職支援サービス「新卒カレッジ」に登録している2021年新卒者のうち、就職活動を継続中の学生236名を対象に、7月3日~10日の期間に行われている。
同調査では、就職活動を継続している学生の約4人に1人がすでに内定を取得しており、「内定を取得している」「最終選考に進んでいる」を合わせると、約43%になる。
一方で、「1社以上の選考に進んでいる」にも関わらず、最終選考までは進んでいない学生も約43%存在しており、就職活動を継続する学生の中でも、内定を取得している、または内定取得に近い位置にいる学生と、そうでない学生とで二分されている。
就職活動の進行状況については、約72%が「苦戦している」「やや苦戦している」と回答した。
対面面接とWeb面接に違いがあるかを尋ねた質問では、「変わらない」と「あまり変わらない」が約23%、「やや違う」と「違う」が約61%となっている。
対面面接とWeb面接に違いを感じる理由としては、「相手に自分の思いが伝わっているのか心配」「入室マナーなどがwebではないため」「会って実際の雰囲気がわかるわけではないから」「相互の通信環境で選考が左右されると感じたから」「Webでは顔、対面では全身が見られるのでどちらも所作などで意識する点が異なると感じる」といった意見が寄せられた。
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