MOCHIは、全国の4年制大学に通う現役大学3年生を対象に実施した、「コロナ禍における就職活動の意識調査」の結果を、6月26日に発表した。
同調査は、全国の4年制大学に通う現役大学3年生103名を対象に、2月29日~3月9日の期間に行われている。
調査対象者に、調査時点で内定を保有しているかを尋ねたところ、13.7%の大学3年生がすでに内定を保有していた。
3月初旬で内定を保有していた大学3年生の30.3%が、2019年9月以前から就職活動を行っている。
就職活動が、新型コロナウイルス感染症の影響を受けているかを尋ねた質問では、73.3%が「影響が出ている」と回答した。
就職活動に新型コロナウイルス感染症の影響が出ていると回答した大学3年生に、具体的な影響を尋ねたところ(複数回答)、「合同企業説明会の中止、または延期」(33.7%)がもっとも多く、「会社説明会の中止、または延期」(26.9%)がそれに続いている。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大にともない、就職活動に不安があるかを尋ねた質問では、83.5%の大学3年生が「不安がある」と回答した。
具体的な不安の内容としては、「就職活動の長期化」(86%)、「万が一感染した場合の日程調整等の配慮有無」(85%)が上位を占めている。
新型コロナウイルス感染症の影響下における就職活動において、企業の対応によって志望度が変化するかを尋ねたところ、51.0%の大学3年生が「志望度に変化はある」と回答した。
志望度が上がる対応としては、「会社説明会動画の在宅視聴」(53%)、「会社説明会のオンライン化」(49%)を挙げる意見が多い。
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