コクヨは、文部科学省が推進する「GIGAスクール構想」に対応した教育施設用家具「タブレットPC充電保管庫」を、9月上旬に発売する。税別価格は17万1000円から。
文部科学省が推進する「GIGAスクール構想」は、義務教育を受ける全国の児童生徒のための1人1台の学習用PC(パソコン)端末や高速ネットワーク環境などを整備する計画。現在、全国の小中学校及び特別支援学校では、児童生徒用のPCや校内LANの導入など、ICT環境の整備が進んでいる。
このような新しい学習環境に対応するため、「タブレットPC充電保管庫」では、必要数のパソコンやタブレット端末を専用の仕切り板で区切られた保管スペースに収納し、保管中に各端末の充電が可能になっている。
端末の保管台数が22台、32台、44台の3タイプを用意しており、クラスの生徒数や学校ごとの設置条件に合わせて、最適な収納量の保管庫を選べる。
内部の収納効率を高めることで、本体をコンパクトにし、省スペースを実現するとともに、電源アダプタの設置や配線をしやすい設計を採用したほか、「270度開閉回転扉」によって複数の児童・生徒が一斉に端末を出し入れする際に、扉が邪魔にならない。
端末充電時の消費電力の合計が設置場所の供給電源容量を超えないよう、順番に充電する簡易輪番充電機能を備えており、輪番タイマー機能は市販デジタルタイマーを採用することで、将来的な故障や運用変更などにも柔軟に対応できる。また、電気安全法に準拠し、PSEマークを取得している。
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