日本マイクロソフトは、「GIGAスクール構想」対応パソコンの供給に関する問い合わせ窓口「GIGAスクールお問い合わせ窓口」を6月9日に開設した。
今回の問い合わせ窓口の開設は、6月5日に文部科学省から出された事務次官通知「新型コロナウイルス感染症に対応した持続的な学校運営のためのガイドライン及び新型コロナウイルス感染症対策に伴う児童生徒の「学びの保障」総合対策パッケージについて」を受けて、文部科学省に対して「GIGAスクール構想」の端末およびアカウント発行について供給を不安視する問い合わせが相次いでいることから行われている。
同通知では、
- 小学6年生、中学3年生の児童・生徒1人ひとりにパソコンなどが8月までに行き渡り、遠隔教育が受けられる体制を整えること
- 令和元年度補正予算,令和2年度補正予算におけるICT環境整備を納期分割するなどしてでも、一刻も早く児童生徒のために整えること
を求めており、「GIGAスクール構想」の端末およびアカウント発行は今回の単年度への繰り上げによって、過去最大の需要状況になっていた。
日本マイクロソフトは、「GIGAスクール構想」に対応したWindows搭載パソコンを製造・販売するメーカーが、「学びの保障」総合対策パッケージ、および「GIGAスクール構想」を支援可能な供給体制をすでに整えており、さらに今後は同社とパソコンメーカー各社が連携して、文部科学省の方針に沿って供給に対する不安を解消する仕組みをつくっていくことを、併せて発表している。
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