大阪府堺市教育委員会では、7月24日から8月22日の期間に、堺市立小中学校の校長を公募する。教員免許の有無は問わず、民間企業等に在籍した状態での勤務も可能(ただし、校長の職務に専念するものであり、その他条件がある)。

同市では現在、小学校で11人、中学校で6人の校長が勤務している。今回の募集人数は3名程度(選考の結果、最終合格者が任用予定人数に満たない場合もある)。任用期間は、令和8年4月1日から令和9年3月31日までで、任期付職員として任用される。勤務実績等により1年ごとに任期を更新し、令和8年4月1日から最長3年間(特に必要な場合は5年間)任用する場合がある。令和8年1月1日から3月31日までの間は、研修を実施する。その間、希望者は副校長として登用し、学校に在籍して研修を受けることもできる。
主な受験資格は以下の通り。
- 昭和38年4月2日から昭和61年4月1日までの間に生まれた人
- 研究・教育機関や行政機関、民間企業等における管理職の経験を有すること、またはそれと同等以上の経験を有すること
- 学校教育および学校経営に関して、高い識見と情熱を有すること
選考方法は書類選考と面接選考で、面接選考は2回実施し、そのうち1次面接はオンラインで行われる。
応募期間は令和7年7月24日の10時から8月22日の17時まで。同市の電子申請システムより応募する。
求める人物像として、「堺が進める『新たな学校のあり方』を理解し、学校群内での連携を念頭に、自主的で自律的な学校運営を推進できる」「教育目標の実現に向け、優れたリーダーシップとマネジメント力を発揮して教職員を統率し、多様な人材と連携できる」「豊かな人間力と経験を活かして、こども、教職員、施設等をつなぎ、創意工夫あふれる教育活動を推進できる」「学校の業務改善やICTの効果的な活用、専門家や地域人材等の活用等を通して、学校における教職員のウェルビーイングの向上を推進できる」「高い危機管理能力をもち、学校現場の課題を解決できる実行力を有する」といった点が挙げられている。
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