イー・ラーニング研究所は、小学生の子どもがいる保護者および親族を対象に実施した、「自由研究・探究活動と家庭の関わり方に関する意識調査」の結果を7月23日に発表した。同調査は、6月4日〜23日の期間で450名に対して行われている。
調査対象者に、子どもの自由研究・探究学習について、どのように感じているかを尋ねたところ(複数回答)、「子どもの自習学習の良い機会になっている」が約6割でもっとも多く、「学ぶ楽しさを体験できる」が半数超でそれに続いた。また、子どもの自由研究・探究学習を、どのように進めるべきだと思うかを尋ねた質問では、「自分でテーマを決めて進めるべき」が7割超に達している。

子どもが自由研究・探究学習をのテーマを選ぶ際に、重視してほしいポイントとしては(複数回答)、「子どもの興味関心」が9割超で最多となり、「取り組みやすさ」が半数超でそれに続いた。あわせて、自由研究・探究学習を通じて、子どもに身につけてほしい力を尋ねたところ(複数回答)、「自ら考える力」が9割超でもっとも多かった。以下、「最後までやり切る力」「探究心」が約7割で続いている。

子どもの自由研究・探究学習において、家庭ではどのようなサポートをすべきだと思うかを尋ねた質問(複数回答)では、「調べ方・進め方のアドバイスをする」が7割超で最多となった。

自由研究・探究学習をよりよいものにするために、学校・地域に期待するサポートとしては(複数回答)、「地域施設や企業との連携」「自由研究の発表会の開催」が上位となっている。さらに自由研究・探究学習の学びにおいて、学校と家庭それぞれのサポートはどのようにあるべきだと思うかを尋ねたところ、「子どもたちの主体性に任せたい」が7割超でもっとも多く、「学校が主導し、家庭は補助的なサポート」が約1割でそれに続いた。

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