教育ネットは、宝仙学園小学校の1年生~6年生の児童を対象に行った、「Zoom」によるオンライン情報モラル授業の様子を、6月3日に発表した。
授業は、児童が手元の機器を使って授業のルームに参加し、遠隔の講師がオンラインで指導を行う形式で実施されている。宝仙学園小学校は、2019年度から3年生以上の学年でiPad1人1台の環境を整えており、1年生・2年生の児童については希望者に学校の端末を貸し出すことで、オンライン授業を実現した。
1年生~3年生の授業は、パンダのキャラクター「まるちゃん」の相談に対してアドバイスする形式で行われ、ビデオチャットを併用して学習の際に困ったことや、情報機器の利用時間についての悩みなど、低学年でも多くの児童が経験している事柄について、それぞれが自身の考えを「まるちゃん」の相談に答える形で発表している。
4年生~6年生に対しては、ネットや情報機器についての事前課題について自ら考え、オンライン学習ではその考えをもとに話し合い、考えを共有した。
5年生には、オンライン授業を毎日受講する側として、楽しく安全に気持ちのよい授業環境を作る知恵やコツを話し合ってもらい、
- 相手の気持ちを考えてチャットを打つ・バーチャル背景でふざけない・通信がきれても焦らない
- OKやNoなどの答えは手で表す・身嗜みに気をつける
といった意見が発表されている。
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