アディッシュは、小学校・中学校・高校を対象にしたオンライン講演の提供を、5月26日に開始した。
オンライン講演の提供は、新型コロナウイルス感染症の影響で、学校に一堂に会しての講演実施が難しいことや、休校措置解除後の教育現場のニューノーマル(新常態)への移行を見据えたもので、児童・生徒、教職員、保護者に向けたインターネットリテラシー講座やICT教育プログラムを通じて、児童・生徒が安心して情報社会での生活を送れるよう支援する。
オンライン講演では、Google MeetやZoomなど各校で導入しているシステムを利用し、各家庭へのオンライン配信を行う。単なる動画提供ではなく、事前に教職員と打ち合わせを行い、内容をカスタマイズする。また、コメント機能などを活用し、双方向性のある講座を行う。
そのほか、学年ごとに分散登校を実施している場合などは、生配信の内容を動画で提供するため学年ごとに時間差で視聴することも可能で、動画配信システムや各教室・各家庭に視聴環境がない場合、または講演時間の確保が難しい場合などは、映像ではなく資料での提供にも対応する。
講演プログラムとしては、最新事例を通して、誰もがSNSの被害者・加害者になる危険性を例示し、SNSとの付き合い方を伝える「SNSの危険性と心構え」や、「ニューノーマル時代の新たな炎上リスク」「顔の見えないコミュニケーションの難しさ」などを用意している。
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