学情は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大にともなう緊急事態宣言の発令による、新卒・中途採用への影響を調査するために、企業向けに行ったアンケートの結果を、4月21日に発表した。
同調査は、全国の企業を対象に4月8日~15日の期間に行われ、555件の有効回答を得ている。
2021卒の採用計画については、66.1%の企業が「計画通り採用を実施する」と回答しており、採用計画に大きな方針変更は見られない。また、半数の企業がWebなど新しいツールを使いながら、採用活動を続ける方針となっている。
2022卒の採用については、7割超の企業が「まだわからない・検討中」と回答した。
中途採用については、「当初の計画通り」と答えた企業と、「まだわからない・検討中」と答えた企業がそれぞれ半数を占めている。
そのほか、採用計画自体に大きな変更はないものの、年々早期化が進んできた採用スケジュールが、緊急事態宣言の影響で1~2か月ほど後ろ倒しになっていることが明らかになった。
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