ビートコミュニケーションは、同社が運営する家庭教育支援SNS「Beat Shuffle Dad & Mum」の無償提供を、3月17日より開始した。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、全国小中高校が臨時休校となったことで、科目教育を施す主体は保護者となる。しかし、「何をどう教えるか」のノウハウを持つ家庭は少数派のため、小学校低学年の子どもを持つ多くの保護者は、子どもの自学自習の対応に気をもんでいる。
そこで今回、ビートコミュニケーションは、教え方のノウハウを保有する塾や私学、公立の学校に対して、家庭学習支援SNS「Beat Shuffle Dad & Mum」を無償提供することを決定した。
「Beat Shuffle Dad & Mum」では、学年やクラスごとに作成できる「コミュニティ」機能や、そこから枝分かれする「トピック」分類機能で、科目や単元ごとに細分化することができる。また、細分化された課題の中で「コメント」機能を使い、相互間で情報交換を行える。
そのほか、「カレンダー」機能で教育到達目標(勉強の目安)の共有や、「メッセージ」機能を使用して、個別にメッセージを送受信できる。管理機能も充実しているため、利用者の権限や利用可能な機能も制限できる。
さらに、塾講師と児童・生徒間で直接的なやりとりも行えるため、自主学習が可能な小学校高学年の子どもであれば、質問箇所のみに回答することで、効率的な指導を行うことが可能。
なお、無償期間終了後も、希望があれば有償での利用が可能。無償対象は、全国の教育機関または民間教育事業者、先着30社(問い合わせ多数の場合、審査制)となる。
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