日本マイクロソフトは、2月4日から提供している「GIGAスクールパッケージ」に含まれる「GIGAスクール構想に対応した教育プラットフォーム」において、日本独自のライセンスとして「Microsoft 365 Education GIGA Promo」を提供することを、3月4日に発表した。
「Microsoft 365 Education GIGA Promo」は、Windows 10とOffice 365を、GIGAスクール時代の日本の子どもたちが、より充実した環境で学習するための教育プラットフォームとして、日本独自で提供するライセンス。
製品構成は以下の通り。
- Intune for Education(端末管理ツール)
- Office 365 ProPlus(学習用基本ツール)
- Windows 10 Pro Education Upgrade
「Intune for Education」は、大規模な端末の一斉展開に対応しており、端末・ユーザー・アプリの管理・制御を一括して行うことが可能で、セキュリティを担保した形での運用を実現する。Windowsだけでなく、iOS、macOS、Androidの一元管理にも対応している。
「Office 365 ProPlus」は、特別にデスクトップアプリ版を提供することで、よりよい学習環境を提供する。なお、従来より提供しているオンライン版の「Office 365 A1」も引き続き使える。
「Windows 10 Pro Education」は、セキュリティ対策機能「Windows Defender」を標準搭載し、教育データを安全に取り扱うことができる。OSの設定をカスタマイズすることも可能なので、セキュリティやプライバシーが守られた環境で、すぐに学習を始められる。
3月時点での参考価格は2760円で、ライセンス形態は端末ライセンス。ライセンス期間は当該端末が利用可能な限りで、最大6年間。
「GIGAスクールパッケージ」は、2019年12月に文部科学省が発表した「GIGAスクール構想」に対応する教育機関向けソリューションとして、パートナー企業と連携して提供している。
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア