アフレルは、ロボットカーの自動走行システムをつくることで深層学習(ディープラーニング)技術を体験的に学べる教材「ロボットではじめる深層学習 TensorFlow×教育版EV3自動走行」を開発し、3月29日まで特別価格で販売する。
「ロボットではじめる深層学習 TensorFlow×教育版EV3自動走行」は、AIエンジニアに必要な「機械学習」や「深層学習」を学ぶ学生や社会人向けに開発された実践型教材。座学だけでなく、カメラを搭載したロボットカー「教育版レゴ マインドストーム EV3」による画像データ収集の自動化や、TensorFlow(機械学習に用いるためのソフトウェアライブラリ)を使ってロボットカーを自動走行させる「学習」「推論」といった一連の流れを体験することで、自ら実装する力を身に付けることができる。
深層学習で自動走行するロボットカーにより、開発成果を可視化し、学習の効果を高めることができるほか、ディープラーニングでの自動走行実験を安価で手軽に取り組むことが可能。なお、本教材で学べる機械学習の手法には「教師あり学習」と「強化学習」の2つが用意されている。
「教師あり学習」では、画像データを収集し、教師データとして扱える形で保存することができ、TensorFlowを用いた深層学習モデル(CNN)の学習や、学習済みモデルを用いた推論による自動走行、障害物による行動制御が学べる。「強化学習」は、シミュレーターを用いた深層強化学習の仕組みを学ぶ内容となる。
対象者は、TensorFlowを用いた深層学習でプログラムを開発したい人や、リアルタイムで画像データを使った深層学習を体験したい人、大学や専門学校、高専で学生が実践的な内容を取り組む機会を求めている人、AIエンジニア人材としての技術習得を体験的に学びたい人。
キャンペーン期間は3月29日までとなっており、対象商品は「ロボットではじめる深層学習 TensorFlow×EV3自動走行セット」。ロボットキットやカメラセット、新テキスト、自動走行用コース、強化学習時の楕円コースなどが含まれる。通常価格8万4260円(税込)のところ、キャンペーン期間中の特別価格は7万8980円(税込)となる。商品は3月上旬ごろより出荷される。
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