AVILEN(アヴィレン)は、AIプロジェクトのためのビジネス職・エンジニア職を育成する、6つの研修プログラムの提供を、11月30日に開始した。
ビジネス職向けの研修プログラムとしては、営業や企画、マーケティングといったAIに関する仕事に携わる人すべてが知っておくべき、プロジェクトの進め方、KPIの適切な設定方法、ベンダーの選定方法を題材とした講座を開講する。
具体的には、AIビジネスの基本的な知識を獲得するビジネス職全般のAI入門コースである「AIビジネス一般コース」、AI導入の企画書作成やAIベンダーと連携しながらPoCを成功させるための実践コースである「AIビジネス実務コース」、AI導入に関わる資金や組織といった経営に必要な要素を短時間で学ぶ経営者向けコースである「AIビジネス経営コース」を用意している。
エンジニア職向けの研修プログラムとしては、数学や統計学の基本的な知識の獲得から、機械学習、ディープラーニングを活用した実践形式の演習を豊富に用意しており、あらゆるタスクに対応可能なAIエンジニアを育成する講座を開講する。
具体的には、はじめてAI開発に携わる人向けの入門コースである「データサイエンティスト一般コース」、AI・機械学習モデルを実装するスキルを中心に学び、ただちにプロジェクトの一部開発を担えるエンジニアを育成する「データサイエンティスト実務コース」、理論から深く理解し、事業目的を達成するために必要な手法を選択して開発をリードするエンジニアを育成する「データサイエンティストマスターコース」を用意している。
これらの研修コースでは、こまめなインプット・アウトプットを繰り返すマイクロラーニング方式を採用しており、同社はコンテンツ開発にあたって以下のようなルールを採用する。
- 10分以内の動画コンテンツであり、隙間時間で学習できる仕組みであること
- 講義と講義の間に、テストなどアウトプットの機会を設け、細かく知識を定着させること
- 効果的なタイミングで他の参加者との意見交換の場を設け、自身の言葉で説明を行い、より深い理解に繋げること
- 1講義内で要点は約3つに絞り、洗練されたデザイン教材であること
研修時にはメンターが進捗を理解し、常に対策や改善を行うことが可能で、必要に応じて演習を追加したり、チーム別に学習カリキュラムを組み換えたりもできる。また、対面形式の研修を適宜織り交ぜることで、定着度の高い研修プログラムを実現している。
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