LINEは、上越教育大学、ワークスモバイルジャパン、ジェーミックスと、情報モラル教育における指導者育成、およびICT活用などの発展的研究に関する協定を締結したことを、11月5日に発表した。協定の期間は2020年3月31日まで。
同協定は、学校現場でのICT活用、および児童・生徒のインターネットの適正な利用に向けた効果的な指導方法や教材の開発といった研究に取り組み、その成果を普及することで、学校現場における校務の効率化、情報リテラシーや情報モラルに関する教育の充実を図ることを目的としている。
具体的には、上越教育大学と共同で教員を志望する学生を対象にした、15コマの情報モラル指導者養成授業プログラムの開発・検証を行う。
また、LINEが全国に無償配布している情報教育教材「SNSノート」を活用して、1人1台のタブレット端末配布を進めている上越教育大学附属小学校・中学校の協力を得て、ワークスモバイルジャパンが提供するコミュニケーションツール「LINE WORKS」を使用した情報モラル授業時の児童・生徒間でのコミュニケーション演習や情報共有、その他学習支援ツールでの「SNSノート」の教材活用方法を研究する。
そのほか、ジェーミックスの支援のもと、「LINE WORKS」を上越教育大学や附属小学校・中学校の教職員間で活用して、校務効率化の効果検証を行う。
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