デジタル・ナレッジは、1500を超える導入実績を持つ学習管理システム「KnowledgeDeliver(ナレッジデリバー)」の最新バージョン6.11を10月30日にリリースした
「KnowledgeDeliver」は学習・運用管理だけでなく、Webベースで教材の作成・配信・管理も可能な、eラーニングプラットフォーム。企業や官公庁、スクール、学校法人などに1500件以上導入されている。
今回のバージョンアップでは、動画配信時の受講者行動分析、eラーニングと集合研修の一括管理、中断箇所から動画を再生できるレジューム再生機能を追加した。
受講者行動分析では、再生/停止の押下、テスト回答/正誤、ポイント押下、検索移動といった行動履歴を取得することができる。これらのデータを分析することで、受講者の理解度確認、教材やコースの評価・改善などに役立てることができる。
また、eラーニングの管理だけでなく、集合研修の日程や申し込み人数の設定、申し込みの承認、集合研修の出欠管理、合否の設定等を同システム上で行うことが可能となった。これにより、eラーニングと集合研修を組み合わせる「ブレンデッドラーニング」の効率的な運用がしやすくなり、さらなる研修効果向上が期待できる。加えて、同じくデジタル・ナレッジが運用するアクティブラーニングツール「Clica(クリカ)」との連携も可能。
さらに、レジューム再生機能を追加したことで、動画視聴を中断した場合でも、再度電源を入れた際に即座に動画再生を再開することができ、受講者の受講意欲を削ぐことなく継続的で効率の良い学習を実現する。
なお、次回のバージョンアップでは、PPT型教材オーサリング機能のノンプラグイン対応や、コースのカテゴリ管理機能、ナレッジクラスルーム等のコミュニケーション機能の追加を予定している。
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