文部科学省が支援する「成長分野を支える情報技術人材の育成拠点の形成」の一環、enPiT-Pro(エンピットプロ)に採択された社会人教育事業「スマートエスイー」は新規講座として、10月2日より「機械学習」、11月6日より「深層学習」「センサ」の合計3講座の開講が決定した。
スマートエスイーは、日本オープンオンライン教育推進協議会(JMOOC)、ドコモgaccoと共同で、ICT技術をオンラインで学べる13の講座を、2018年7月から2019年にかけて「gacco(ガッコ)」を中心としたJMOOC公認プラットフォーム上で順次公開している。
今回、昨年開講した「機械学習・深層学習」の講座をバージョンアップし、「機械学習」「深層学習」と、それぞれ独立した2つの講座として新規開講。また、センサの基礎と信号処理を習得する「センサ」も新たに開講する。
「機械学習」では、人間が自然に行っている学習と同様の機能をコンピュータで実現しようとする技術・手法に関する理論を把握した上で、ツールを用いた教師あり・教師なし・半教師あり・強化学習、Pythonについて学ぶことができる。
「深層学習」では、脳機能に見られる特性をシミュレーションによって表現することを目指した数学モデル「ニューラルネットワーク(神経回路網)」が多層となった機械学習法に関する理論と技法を理解することを目的として、予備知識と畳み込みニューラルネットワーク(入門レベル)、実践上の留意点とテクニック、ビジネス適用事例について学ぶ。
また、「センサ」では、モノのさまざまな情報を、機械が扱いやすい信号に置き換える素子や装置についての基礎と信号処理の習得を目的として、センサ活用概論、各種のセンサ、アナログ回路と信号処理について学ぶことが可能。
学習期間は、「機械学習」と「深層学習」が4週間程度、「センサ」が3週間程度となっている。
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