日本ディープラーニング協会(以下、JDLA)は「第一回全国高等専門学校ディープラーニングコンテスト2020(以下、DCON2020)」を開催する。応募期間は7月26日から10月4日まで。
「DCON2020」は、高専生が日頃学校で培った「ものづくりの技術」と「ディープラーニング」によって開発した作品の事業価値を競うコンテスト。JDLAはディープラーニングを中心とする技術による日本の産業競争力の向上と、ディープラーニングの事業活用を奨励しており、本コンテストも若手人材輩出の促進を目的に開催される。
今年4月に開催されたプレ大会「DCON2019」では、授業を通じ開発された既存の作品をベースに募集が行われたが、「DCON2020」では事業性を重視し、新たに開発された作品を募集する。
DCON実行委員会の委員長である松尾豊氏は「高専生自身が今の時代に自分たちのもつ潜在的な価値に気づき、自信をもって新たなイノベーションを生み出してもらいたいと思っています。それが結果として、日本全体を勇気づけ、日本の明日を切り拓くことにつながっていけばと思います」と、コメントしている。
応募は公式サイト掲載のエントリーシートに必要事項を記入し、事務局に送付することで完了する。締め切りは10月4日、1次審査の通過者発表は10月15日。最終審査本選は2020年4月に開催を予定している。
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