イー・ラーニング研究所は、2016年より、子どもの夏休みについて実態を調査するため、親を対象とした「子どもの夏休みに関するアンケート」を実施しており、2019年の夏休みに関する調査を発表した。
今回、イー・ラーニング研究所は6月3日~6月21日にかけて、20代~50代の保護者、269名を対象に「子どもの夏休みに関するアンケート」を全国で実施した。その結果、親世代が思う子どもの夏休みの過ごし方や長期休暇の不安等の実態が見える調査結果となった。
「子どもの夏休みに勉強させたい習い事は何か」という質問では、第1位が「英語・英会話スクール」(181)、第2位が「プログラミング」(156)となり、3位以下に大差をつけて、この2つに多くの回答が集中した。
来年から小学校で必修化が始まることもあり、引き続き注目度が高いことが伺える。
「夏休みの自由研究を手伝うか」という質問では、「はい」が51%、「いいえ」が49%となり、約半数が子どもの夏休みの自由研究を手伝っていることがわかった。
また、「夏休みの自由研究のテーマは決まっているか」という質問では、調査実施時点で「はい」が13%、「いいえ」が87%となり、8割以上が今後自由研究のテーマを決める予定であることがわかる。
さらに、「夏休みの自由研究のテーマをどのように決めるか」という質問に対しては、「インターネットで調べる」(162)が一番多く、 その次が「ワークショップ・イベントに参加する」(105)が続いた。
まだ研究テーマを決めている人が少ないため、インターネットを利用し検討しようと思っている人が多いことが伺える。
「子どもの夏休みに学童やアフタースクールがあったら利用したいか」という質問に対しては、「はい」が93%、「いいえ」が7%となっており、9割以上が学童やアフタースクールに子どもを預けたいと思っていることがわかった。
長期休暇中も安心して子どもを預けられる学童やアフタースクールへの需要が高まっていることが伺える。
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