あれから1年たちまして
うちの息子が5歳の頃に、子ども向けマイクロコンピュータ「IchigoJam」を使ってプログラミングを教えていました。その時の様子はこちらの連載「お父さんが教えるプログラミング~5歳からのプログラミング教育体験記~」につづっています。
EdTechZineでの連載が終わったあとも、息子は時々プログラミングをして楽しんでいます。今では小学生で7歳になりました。
そんな息子が最近興味を示したのがViscuit(ビスケット)と呼ばれるプログラミング言語です。これは、パソコン、スマホ/タブレット向けのアプリとして無償で提供されています。
また、パソコン向けのViscuitはインストールせずにWebブラウザーで動く、Adobe Flash形式の提供形態もあります。
前回の連載時に参考図書として「ビスケットであそぼう 園児・小学生からはじめるプログラミング」(翔泳社)を購入してあったのですが、こちらを子ども部屋の本棚から見つけたようで自分で読みはじめました。
「パパの使っていない古いKindle FireでViscuitができないの?」と息子からの依頼で調べたところ、Kindle Fire向けのアプリも提供されていて、めでたくビスケット専用タブレットになりました。
前回とは違う点
前回の連載と異なる点としては、以下の3点です。
- 息子はプログラミングについて漠然としたイメージを持っている点
- 親が積極的にプログラミング学習に介入しないという点
- 息子が自発的に新しいプログラミング言語に興味を示した点
ここで今回、息子に対して働きかけたこととしては、Viscuitの書籍とKindle Fireを与え、アプリの環境の準備と、書籍の使い方を少し教えてあげて、あとはヒントを与えるだけです。
「介入しない」ことは「放置」というわけではありません。一定時間が経過したら行き詰まっていないか確認して、的確なヒントを与えましょう。具体的にどのタイミングでどんなアドバイスをしたのかは、連載の中で紹介していきます。