レアジョブは、人×テクノロジーで教育の価値最大化を目指すR&Dプロジェクト「レアジョブEdTech Lab」を発足することを、1月23日に発表した。また、NTTコミュニケーションズと共同で、オンライン英会話レッスンデータの音声認識における技術活用を目的とした、英会話習熟度の可視化実験を実施する。
「レアジョブEdTech Lab」は、同社が行っている実験や研究結果の情報発信、および外部の教育機関や研究組織との連携強化などを目的としており、より多くかつ確かなデータをもとに教育効果を実証する研究を行い、教育に関わるあらゆる領域における実用化を目指す。また、外部の教育機関や研究組織なども巻き込みながら、幅広く活動を展開していく。
まずは、日本人の英語習得における過程を理論とビッグデータに基づき、自然言語処理やAIなどの技術を活用して分析することで、それぞれの受講者に合った、効果的な英語習得方法の提案を行う。
NTTコミュニケーションズとの共同実験では、オンライン英会話レッスンの音声データを、NTTコミュニケーションズが新たに開発した「Media Pipeline Factory」によって連携されたストレージサービスで蓄積し、レアジョブが開発した発話解析AIシステムによって分析し、レッスン中に使用した語彙数の分析から受講者の習熟度の見える化などを実現する。
今後、受講者からのフィードバックを得ながら、サービス品質を強化するとともに、学習意欲向上のサポートを目指して検証を進めていく。
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