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タブレットを使った授業にはどんな可能性や課題があるの? 「教育×Windowsアプリ」勉強会に参加した先生の声

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2017/05/25 14:00

 2020年に向けて学校現場に導入されつつあるタブレット。本連載は、教育の情報化について研究している著者が、小学校や特別支援学校における「タブレット活用」を中心に、学校や地域での取り組み、課題などをご紹介していきます。第1回となる今回は、著者が主催した、教育機関でのタブレット活用に関する勉強会の模様と、参加された先生方の声をお届けします。

今、学校でタブレットを使った授業が始まっています

 みなさんが小学生のころ、机には何がありましたでしょうか? 教科書、ノート、鉛筆、消しゴム、さし、算数セットのおはじき……などなど、授業や休み時間の思い出とともに、思い出されたことでしょう。また、2000年に入った頃からは、算数の時間に電卓が用意されることもありました。これは、計算の負担より、考える時間や理解を深める時間を持たせるという意図によるものです。

 今、新たに「子どもが授業中に使うもの」として増えてきているものがあります。それは「タブレット」です。先ほどの電卓と時期を同じくして、小学校にはコンピュータが導入され、コンピュータ教室で、「総合的な学習の時間」に調べ物をしたり、簡単なプレゼンテーションをしたりする活動が始まりました。この「コンピュータ」が技術の進歩とともに小型・軽量化し、持ち運べるようになり、普通教室で使えるようになってきました。

 国の方針(注)としても、授業にコンピュータやタブレットを活用したり、子どもたち自身に情報をきちんと扱える力「情報活用能力」を身につけさせたり、学校内のさまざまな記録やその処理にコンピュータを活用したりなどの「教育の情報化」が進んでいます。さらに「2020年までに一人1タブレット」がうたわれており、すでに先行してタブレットが導入され、活用されている学校もあります。コンピュータやタブレットなどのICT機器を使った教育は「ICT教育」とも言われています。

 この連載では、こうした小学校における「タブレット活用」を中心に、学校や地域での取り組み、課題などをご紹介していきたいと思います。

 2011年には文部科学省が「教育の情報化ビジョン」を策定しました。


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著者プロフィール

  • 西端 律子(ニシバタ リツコ)

     大阪大学人間科学部卒業、大阪大学大学院人間科学研究科博士前期課程修了。大阪府立工業高等専門学校専任講師、大阪大学人間科学部助手を経て、畿央大学教育学部・畿央大学大学院教育学研究科教授。博士(人間科学・大阪大学)。  学部時代に「放送・視聴覚教育」に興味を持ち、その後、コンピュータなどの情報教育も...

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